第21回 くるくるしない ミニゲーム
 マッチ初心者でも楽しい お手軽メニュー

Posted by mantaro on 2013年7月1日 under 未分類 | Comments are off for this article

今回の記事は、ちょっとしたミニゲームの提案です。
簡易版のスタートゲームで、マッチレースみたいにくるくる回らないところが特徴。
マッチレース初心者でも十分に楽しめる、お手軽なゲーム仕立てにしてみました。

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必要なものは、2艇のヨットとスタートライン用にマークが2つ。
スタートラインの長さは、アビームで帆走って15~20秒くらいの距離にします。

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通常のマッチレースのスタートラインが20秒~30秒の長さなので、さらに短く、
「コレ、いくらなんでも近過ぎない?」と思うくらいでちょうど良い。

時計(カウントダウンタイマー)をセットし、お互いに声をかけてスタート4分前を合わせる。
左右に分かれて、スタート2分前にエントリー。

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このとき、スターボエントリー(本部艇側)の艇は、本部艇の下側からエントリーすること。
そして、エントリーしたら、すぐにタックしてポートストレッチへと向かう事をルールとします。

ポートエントリー艇は、コースサイドからプレスタートサイドに入る必要はなく、
そのまま真っすぐスターボエントリー艇を追いかけます。

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あとは特に決まりはなく、好きなように(勝てるように)自由に帆走れば良いです。
ただ、あっと言う間にスタート1分30秒前となるので、サークリングする余裕もなく、
1ジャイブでスタートラインに向かうことになります。

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このジャイブのタイミングこそが駆け引きのすべてで、このゲームのポイントとなります。
スタートラインの有利サイドを確保するためには、いつジャイブするのか?

狭いスタートラインから弾き出されないように注意しつつ、有利なポジションから
相手より良いスピードでスタートを切るためにさらにルームを確保することです。

タイム&ディスタンス、レイラインの読み、ボートハンドリング
お手軽メニューでマッチ初心者でも充分に勝負できるのですが、
突き詰めていくと、要求されるスキルは意外と深いものがありますよ。

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スタートして1分もすれば、勝ち負けが見えてくるでしょう。
どちらが上マークを先行できるか、だいたい決まってしまえば終了。
スタートラインに戻って時間を合わせ、次のスタートです。

終了の笛はコーチ役が、なかば強引に吹いてしまった方が良いです。
ヘルムスマンは、どこまでもどこまでもクローズで帆走りたがるのでね。。。

また、短めの上マークを設置して上下2周にすると、充分マッチレース気分になります。
むしろ通常のマッチに比べ、スタートで差がつかないので、より接戦のレースが楽しめます。
 
 
マッチレースのために練習するにしても、楽しみながらの方が良いですし、
マッチレースをやらない選手も、日頃の練習にマンネリ化を感じ始めたら、
このような一風変わったミニゲームを取り入れてみるのも、気分を変え、
新たな視点でセイリングに取り組むのに役立つのではないでしょうか?