第13回 全日本マッチへの出場権利争い
 ランキング何位で安全圏?

Posted by mantaro on 2011年8月7日 under 未分類 | Comments are off for this article

第13回は、全日本マッチレース選手権大会への、出場権争いについて説明しましょう。

2011年も8月に入り、今年の全日本への出場権争いも後半にさしかかってきました。
全日本選手権には、各大会の優勝者と、10月1日付のスキッパーランキング上位3名、
それと推薦枠の2名。
合計12名のスキッパーが招待されます。

現在、国内で行われるマッチレース大会は、全日本が1回と国際大会が1回、
そして4つの公式戦と、女子マッチ、関東のMRシリーズ、関西のMRシリーズがありまして、
各大会の出場スキッパーには、大会の成績順位に、大会難易度と出場選手数などを加味した
ランキングポイントが与えられます。

スキッパーランキングは、1年間で2大会採用の高得点制。
それを過去2年分集計した合計4大会分のポイントで争われます。
(最近1年間の成績は、1昨年の成績に比べ2倍のポイントとなります。)
 
 
公式戦で優勝できる実力が有れば、どこかの大会一発勝負で、出場権を得る事が出来ますが、
それが出来るのは、ほんの一握りの選手のみ。
多くの選手は、ある程度の好成績を維持して、ランキングを上げておく必要があります。
 
 

これは、8月1日現在までの大会成績を当てはめた、スキッパーランキング表です。
全日本への推薦期日となる10月1日で予測計算をしています。
このまま10月まで大会に出なければ、推薦日時点でこのポイントになる、という表です。
(全日本出場を狙うスキッパーにとっては、非常に重要な数字となります。)

実際には今後、南波誠メモリアルマッチ(日産東海)と、オータムマッチ(南伊勢)
そして、関東のMRシリーズ(葉山NST)が行われますので、
それぞれのポイントが加算されたり、低得点と置き換えられたりします。

緑色で表示されている、長堀選手は二宮杯優勝、佐藤選手は女子マッチ優勝で、
この2名は既に出場権を取得済み。
 
 
さて、、ランキング何位だと”安全圏”と言えるのでしょうか?
 
スキッパーランキングでの出場枠は3名。
今年は、くるるマッチと関西MRが中止となっていますので、おそらく、その2枠が
ランキング枠にスライドされて、結局ランキングから5枠ではないかと。

と、すると、7位の吉田工作選手までが安全圏か?
いやいや、そんなに甘くはありません。

今後の、南波マッチやMRでポイントを稼いで、ジャンプアップしてくる選手が居るからです。
注目は、上の表で「 Year 1 – 2nd 」が空欄になっている選手。
空欄になっているという事は、まだ1大会しか出場していないという事。
つまり、次に出場した大会のポイントが、まるごと加算されるという意味なのです。

9位の今井選手と、10位11位の荒川友紀彦、海彦兄弟。

彼らは南波マッチで、たとえ優勝しなくても、2位3位に入る実力は十分あります。
すると、ポイントで700点前後を稼ぎ出します。
一気にランキング5位あたりに割り込んでくる計算になりますね。

特にこの3選手は、南波マッチへの出場動向が注目される所です。
 
 

これは、関東(葉山、NST)のMRシリーズのポイント表です。
MR-1、2は中止となっており、最終のMR-7まで、あと3大会残っています。
MRシリーズも2大会採用の高得点制なので、まだまだ優勝の行方はこれからなのです。

MRシリーズ現在の最有力は藤井麗選手。
しかし、ついにアノ、堤選手が順位を上げてきている所が、気になる注目ポイントです。
さらに昨年MRシリーズ優勝の、村越俊介選手が「今月より復活」との話も聞いています。

MRシリーズは、まさにこれから熱い戦いへと突入していくのでしょう。
 
 
最後のチャンスとなる、オータムマッチは、一発狙いの大会となります。
多くの有力選手は、既に全日本出場権を決めている時期なので、それらの選手を除いて、
”最上位”を取ればよいので、一発狙いでも比較的に成功確立が高いという面があります。
以前に、舩澤泰隆選手が、見事に一発で出場権奪取を決めましたね。
その時、紀州ヨット少年団は、一発狙いに失敗し、最下位に沈んでしまいました。。。
 
 
 
二宮杯      :優勝 長堀裕樹 選手
女子マッチ    :優勝 佐藤麻衣子 選手
南波誠メモリアル:9/3(土)~4(日) 日産マリーナ東海
オータムマッチ  :10/22(土)~23(日) 志摩ヨットハーバー
NST MRシリーズ:8/20(土)、9/17(土)、10/8(土)

全日本マッチレース選手権:11/18(金)~20(日)
 
 
 
結局、、安全圏って。。。
 
ちなみに、昨年の全日本マッチに、ランキング枠で出場した中で1番下だった選手は、
推薦日時点でランキングポイントを1613点持っていた、荒川海彦選手でした。
 
 
 

 
 
 
 
 

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